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#04 ページ20

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よし、見つけた。

学校に戻って、昇降口で待ってる。
その間に色々漁ってみたけど…。

他のパッケージ、なかなか凄い…
" 大好き! " って…(笑)




1人でこれ見てるのがなんか恥ずかしくて
ムズムズしてたら、
「 お疲れ様でしたー 」っていう声が聞こえた。


やっと終わった。


今朝Aからもらった飴のゴミと、
これから俺が渡す飴を握りしめて
Aが来るのを待つ。



下駄箱から廊下を除くと、
マフラーを探しながら
のそのそとゆっくり歩いてくるのが見えた。

マフラー探し続けてるのもあるけど、
暗くて俺のことをまだ見つけていない。



『 遅い 』と声かければ、
予想通りの驚いた表情をするA。

ちょっとずるいけど、
Aが渡してきた飴玉のゴミと、
俺が買ってきた新しい飴を渡す。





" 好きって言ったらどうする? "

って書いてある飴玉を。




.

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作者名:ビョンゴジラ | 作成日時:2016年9月27日 18時

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