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#04 ページ10

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「 おはよう、ジミナ 」


『 おはよう、A 』


「 …今日で最後だね。 」


『 …意味あるバス通学だったなー 』




今日、俺とAは高校を卒業する。

一緒に帰ってから数ヶ月した頃に
俺が告白して付き合って。

それからもずっと毎日一緒にバスに乗ってた。
それも今日で最後になる。







「 でももう帰る場所も一緒だもんねーんふふ 」


『 …夢みたいだよ本当 』




Aも俺も、大学こそ違うけど
それなりに近い大学を受けて、見事合格。

地元からは離れて生活をするんだけど
両親にも許可をもらって
同棲することになった。





「 私今日は指定席に座って行くね 」


『 ん。』



Aは俺の1つ後ろの席に座った。

元々はそこが、指定席。

最近はずっと俺の隣だったけど。





『 3年間、ありがとうございました。 』


「 3年間…いや、途中からジミナの隣になったけど!
ずっと座らせてくれてありがとうございました! 」








また帰ってくる時は、絶対指定席に座るから。

Aに出会わせてくれてありがとう。






Fin.


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作者名:ビョンゴジラ | 作成日時:2016年9月27日 18時

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