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…私の名前は呼んではいるけど

…目は瞑ったままだから



ちゃんと
起きているのか

はたまた
寝ぼけているのかよくわからない



私呼ばれてるなぁって見ていたら…


急に静かになって

『うっつらうっつら』してるし



そして

また急に

 

『はっ』と起きて

私の名前を呼ぶ…




出ていた涙も引っ込んで…



笑っちゃだめだけど

可愛くて彼らしいな〜と

思いながら…

側に行った…





静かに彼の前に立って

寝癖のついた髪を

そっと撫でながら




「もう起きて、大丈夫なの…?」

って声をかけたら




ゆっくり目を開けて

クリクリのまんまるな目で

見上げるように私の顔を見た…




「……もー起きたら、Aいないからびっくりするじゃん…」



毎日鍛えてるたくましい両腕を私の腰あたりに


『ギュッ』と巻き付け


頭は私の胸のあたりにくっつけて…


わかりやすく拗ねてる




「…うん、ごめんね…」


私は…

彼の最近カットして短くなったけど
まだフワフワしてる髪の毛を


ゆっくりと
優しく撫で続けた…

 



『…クンクン』



「‥‥‥ん?A…?あれ?」


私に巻き付けてた腕を

なぜか今度は
忙しなく動かし出した




「ん?何?」





『サワサワ』



「ちょっとくすぐったいよ〜」




「あーーー!!やっぱり!!」



私の腰を両手で掴んで


自分の身体からちょっと離すと


私をまじまじと見た…





「Aー!
僕のことほっておいて
ひとりでお風呂入ったの!?」



「えっ……う、うん…
…さっき入っちゃったけど…
気持ち良さそうに寝てたし…」




「アンデーー!A!
お風呂は、毎日一緒に入ろうねって約束したじゃん!
ダメダメ!ありえないよ!」




いやいや…

そこまで怒ること?




それに

『入れる時は一緒に入ろうね』って言ってたじゃん…


いつのまにか勝手に変換されてますけど…






「もーーー!
A!いいから!
ちょっとこっちに来て!!」



『グィッ』

っと腕を引っ張られて…




彼の布団の中に引き込まれた…

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NAKO(プロフ) - 続き楽しみにしております♡ (9月5日 3時) (レス) id: 71da0586d5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:名無し85203号 | 作成日時:2023年8月3日 22時

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