とある美術部員の恋占いと殺人事件その５ ページ13
私が部室に入ると、血だらけの部長がたおれていた。
近づいて、血を確かめる。
やっぱりな…絵の具じゃない！
ドッキリにしては、やり過ぎよ！
私が、部長を激しく揺り起こしているとグク君が
「冷静に行きましょう」
さすがに感情的になり過ぎたと思って、謝ると
「凶器ですが…」
え？なに？この茶番を続けるんですか！
私をよそに
「現場保存が大事です！この中には立ち入らないでください！」
「はぁ…馬鹿馬鹿しい。」
呆れながら近くの椅子に座る。
「そんなに事件ごっこがしたいなら、お二人でどーぞ？私は、描きかけの絵を仕上げなちゃいけないから。」
「そ、そうなんですか(汗)」
グボ…グク君の顔が曇る。
「それに、コンクールの締め切りは明日だし。」
「「…明日！？」」
2人の顔が青ざめているが、当の私は気づいていない。
「何か応募しなきゃ、この部廃部になっちゃうから。」
「…廃部！？」
「ぇえええ…(汗)」
ますます、2人の顔は、血の気を引いていく。
「あ、ところでグク君？ここに置いておいた絵知らない？」
ビクっ！！
「へぁえー？…見てないですね〜。」
声が裏返ってるよ、グク君。
また、いたずらでもしたんじゃないの？
「ほんとに〜？」
「(ゴク…)えーっと、ああ！そういえば！棚の上にキャンバスらしきものがあった、ようなあ……。」
棚の方を指差すグク君。
「なんでそんなとこに… 」
「……多分、テヒョン君じゃないですかね？あの人変わってますから…」
はぁ、めんどくさいな。
椅子を持っていつて、棚の上の物を漁る。
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愛ちゃん(プロフ) - オリエンスさん» コメントありがとうございます！すごく嬉しいです！頑張れます！(^ ^)これからもよろしくお願いします！ (2016年11月20日 18時) (
レス) id: 152a8bc151 (このIDを非表示/違反報告)
オリエンス - 私も美術部ですけど読んでて「うわーそっくり」ってめっちゃ思いましたww二次オタ多いですもん(笑) (2016年11月20日 18時) (レス) id: 7b1a6e6fc3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛ちゃん | 作成日時：2016年10月7日 20時
