とある美術部員の恋占いと殺人事件その２ ページ10
その頃…部室では。
「おっととー！」
ガッシャーン…カラカラ…
「……ん？…おいおいなにやって…っておい！？なんだ？この血の池は！？(汗)」
相変わらず部活中にソファーで横になっていた部長が、この騒音で目を覚ますなり驚く。
すると、ペンキをこぼした張本人は小指を立て申し訳無さそうに
「すいません(汗)…
「はぁ、まったく…やっぱり絵なんて描くもんじゃねぇな〜ふぁあ。」
「美術部の部長がなんて事を…(呆)」
すかさずツッコミを入れるジョングク。
「ま、兎に角ウサミが来る前に掃除しとけよ〜怒られるぞ。俺ぁ、寝る！…」
ジョングクは
チッ、手伝ってくんねぇのかよ…と思いながら先輩を見ると
ソフアで寝返りを打とうとした部長の足がそばに立ててあった台の脚に思いっきりぶつかった…
そのせいで、キャンバスがゆっくりと血の池にダイブ…………
え、ちょっと、待って…。
ベチャっ…
聞きたくなかった音が2人の鼓膜に響く。
「「………。」」
沈黙する2人の空気が重たい。
「グ、グク…か、確認なんだが…こ、これは…(汗)」
プルプルと震えながら、血の海に落ちた絵を指差す部長に
この世の終わりに直面したかのように、目が死んでしまっているグクは、搾り出すように
"ウサミさんのです…" と、答える。
おうふ…誰もそんなこと聞きたくなかったろうに…。
再び沈黙祭…。
と、突然部室の外から声が聞こえて来た。
『でさ！それがね〜』(ガヤガヤ)
ビクっ！？
「やべっ！！まずいぞっ！」
「ウサミさん！？」
焦る2人だが、
「僕が時間を稼ぎますから！！せ、先輩は、どうにかしてください！」
「き、きたねぇぞ！！」
そのまま逃げるように部屋を出て行くグク。
1人ソファーの上に取り残された部長。
どうする、絶体絶命のピンチ！
乞うご期待。
…プチンっ…
とある美術部員の恋占いと殺人事件その３→←とある美術部員の恋占いと殺人事件
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愛ちゃん(プロフ) - オリエンスさん» コメントありがとうございます！すごく嬉しいです！頑張れます！(^ ^)これからもよろしくお願いします！ (2016年11月20日 18時) (
レス) id: 152a8bc151 (このIDを非表示/違反報告)
オリエンス - 私も美術部ですけど読んでて「うわーそっくり」ってめっちゃ思いましたww二次オタ多いですもん(笑) (2016年11月20日 18時) (レス) id: 7b1a6e6fc3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛ちゃん | 作成日時：2016年10月7日 20時
