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*20 〜完〜 ページ20

*

〈目黒くんside〉


夕方、ふっかさんと岩本くんと事務所へ。

戻ったことを報告し、仕事を調整しながらこれからの予定が立てられた。


家に帰る途中。

ふっかさんの頭が俺の肩に乗る。

深「まだ小さいままが良かった」

岩「ずっと言ってんな」

深「だってさ!」

岩「初めの方は、俺らも大分大変だったんだからな?」

目「すみません」

岩「家に帰れば、癒しがあったから頑張れてたけど、明日からは、その癒しもないんだから。俺らも、まだ小さいままでも良かったんだよ」

深「・・・」

岩「とりあえず、しばらくは、シェアハウスなんだし、しんどいときは誰かしらに甘えとけ?最年長とか気にしないでいいから」

深「ん...」

目「ふっかさん、力強い」

深「ごめッ...トイレいきたくてッ...」

岩「はぁ?今コンビニ過ぎたろ。なんで言わねぇーの」

深「ぅぅ、ごめぇッ...」

まだここはコンビニが点々としてる大通りではあるから、次のコンビニへ。

だけど、もう動けそうにないふっかさん。

岩本くんはまた車を走らせ着いたのは、ドラッグストア。


そして買ってきたのは、オムツ。

岩「間に合わないならこれしかないから」

深「グスッ...」

サイドを破って渡してきたから、それをパンツの中へ滑り込ませる。

深「グスッ...ぅぅ、」

ふっかさんの身体の力が抜けていく。

岩「もう一枚あるから、それ、また破って入れといて」

目「はい」

しかも岩本くんが買ってきたのは、たくさん入ったやつ。

深「おれッ..しばらくおむつなのッ...?」

岩「我慢して、トイレ隠すやつはそうだな。後始末、大変なるからオムツの方が助かるけど?」

深「めめぇッ...」

目「俺は、甘えん坊のふっかさん小さいときにしか見てないから、みたいですけど」



しばらくは、不安定なふっかさんを、たくさん甘やかしたいな。


Fin.

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作者名:みるく | 作成日時:2024年4月16日 3時

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