*20 〜完〜 ページ20
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〈目黒くんside〉
夕方、ふっかさんと岩本くんと事務所へ。
戻ったことを報告し、仕事を調整しながらこれからの予定が立てられた。
家に帰る途中。
ふっかさんの頭が俺の肩に乗る。
深「まだ小さいままが良かった」
岩「ずっと言ってんな」
深「だってさ!」
岩「初めの方は、俺らも大分大変だったんだからな?」
目「すみません」
岩「家に帰れば、癒しがあったから頑張れてたけど、明日からは、その癒しもないんだから。俺らも、まだ小さいままでも良かったんだよ」
深「・・・」
岩「とりあえず、しばらくは、シェアハウスなんだし、しんどいときは誰かしらに甘えとけ?最年長とか気にしないでいいから」
深「ん...」
目「ふっかさん、力強い」
深「ごめッ...トイレいきたくてッ...」
岩「はぁ?今コンビニ過ぎたろ。なんで言わねぇーの」
深「ぅぅ、ごめぇッ...」
まだここはコンビニが点々としてる大通りではあるから、次のコンビニへ。
だけど、もう動けそうにないふっかさん。
岩本くんはまた車を走らせ着いたのは、ドラッグストア。
そして買ってきたのは、オムツ。
岩「間に合わないならこれしかないから」
深「グスッ...」
サイドを破って渡してきたから、それをパンツの中へ滑り込ませる。
深「グスッ...ぅぅ、」
ふっかさんの身体の力が抜けていく。
岩「もう一枚あるから、それ、また破って入れといて」
目「はい」
しかも岩本くんが買ってきたのは、たくさん入ったやつ。
深「おれッ..しばらくおむつなのッ...?」
岩「我慢して、トイレ隠すやつはそうだな。後始末、大変なるからオムツの方が助かるけど?」
深「めめぇッ...」
目「俺は、甘えん坊のふっかさん小さいときにしか見てないから、みたいですけど」
しばらくは、不安定なふっかさんを、たくさん甘やかしたいな。
Fin.
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作者名:みるく | 作成日時:2024年4月16日 3時