宅配便のお兄さん【JM】

食事会 ページ19

HS「おじゃましま〜す!」



「どうぞ」



HS「新しい家だね〜キレイだね。
　そりゃあ彼が上がるんだもんね♡」



「絶対に変なこと言わないでくださいよ。」



HS「はいはい。まぁでも、せっかくだし、進展しなよ〜」





先にホソクさんが来てくれて、ちょっと落ち着いた。
初めて家に上げるから、緊張しまくっていたから。




もう1年近く仕事で顔を合わせてるけど、プライベートで会うことは全くなかったから、ドキドキしてしまう。




JM「こんばんは〜おじゃまします」



「はーいどうぞ〜くつろいでくださいね」



JM「きれいなお家ですね。あっこれ、お酒ですけど、」



「ありがとうございます。いいんですか？」



JM「口に合うかどうか」



「あとでみんなで飲みましょうね」




私服初めて見たけど、シンプルオシャレで、かっこいい。




こんなのもう、絶対に好きになるじゃん














HS「こんばんは〜私服だとまたかっこいいね〜
　 いつもの制服姿もかっこいいけどね」



JM「いえいえ」




HS「宅配便の人ってモテるんだよね。
　 なんとか男子とかいって。Aちゃん好きでしょ」



「ばっ、なに言ってるんですかっ」




HS「いや〜言ってなかったっけ。
　 男の人の筋肉素敵だって。ね。パクさんすごい筋肉！」



ホソクさんがいきなり言うから赤くなってしまったよ。



でも、ホソクさんがいてくれたおかげで、ジミンくんも
すごくリラックスして食べて、話してくれた。



同い年だとわかって、呼び方も、「ジミンくん」になった。
お互い敬語もとれて、ぐんと距離が近づいた気がする。






職場やプライベートなことまで、たくさん教えてもらった。
趣味はスポーツで、友達と走ったり、筋トレするんだって。


お休みの日は、のんびりするのも好きで、あまり家事は得意じゃないとか。


今日のご飯も、久しぶりの手料理だったそうで、たくさん食べてくれた。









食べて飲んで、1時間くらいたった。



HS「ごめん、俺帰るよ。彼女に呼ばれてるんだー」



JM「そうなんだ、、、じゃあ俺も、、」



HS「ジミンまだいていいよ〜せっかく仲良くなったんだし。
　 それに片付けて帰らないと、A怒るんだよね〜
　 お願い!俺の代わりに片付けて帰って！」



「なにそれ」




JM「じゃあ、、片付けてから」





ホソクさんは、ジミンくんの見えないところで、

「あとは二人で仲良くね♡」

って嬉しそうに帰っていった。

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