宅配便のお兄さん【JM】

妄想 ページ6

yourside------




暑い暑い夏休みの真ん中。







つまらない。



私はテンションが下がっている。




宅配便のお兄さんが来ないのだ。





いつものお兄さんとは違う、さらに若いお兄さんが来た。







もしかして、また担当が変わった？


「いつもの方じゃないんですね」




「はい。パクですよね。今週は夏休みでして」




「そうなんですね。おつかれさまです」






夏休みか。まあそういうのもあるよね。



たった１週間のことなのに、楽しみがなくなるって、残念。






このお兄さんも、若くて爽やかだけど、、、

腕が真っ白で、ひょろひょろだよ。

細マッチョなのかな。







ごめんなさい品定めして。







でも、改めていつものお兄さんタイプだなぁと実感。



パクさんっていうんだ。名前知れたよ。よっしゃー。




でも、つまらないな。
目の保養ができない。






これはもう、妄想だ。




お兄さんの筋肉を思い出す。



あの腕にしがみついてみたい。

顔をすりすりしたいよ。





あの腕で身体をぐいっと、そうそう、抱きしめられて、、、




ああっ




硬くて、ヤバい








HS「Aちゃん？」







「、、、はっ、、はい？」





HS「大丈夫？何回か呼んだんだけど」






「すみません！」





HS「いや、大した用はないんだけど、元気ないみたいで」





「そんなことないですよ。夏バテですか、ね」




HS「よし、今日のランチは元気の出るもの食べ行こう」




「ハハハ。ありがとうございます」






やばいやばい。



妄想が言葉に出てなかったかな。




気を付けねば。








お昼はホソクさんと、少し会社から離れたご飯屋さんまで行くことにした。

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